きのこ王国新潟県。松茸を上回る美味しさ、野生のキノコ「ヤブタケ」を食べました。A Taste of Autumn’s Bounty: Yabutake Mushrooms and More in Niigata Prefecture

10月も残り1週間となり、今年もあと2ヶ月、あっという間に季節が移り変わっています。今日は近くに住む親戚から秋野菜をたくさんもらいました。里芋、秋茄子、食用菊、じゃがいも、蓮根、長ネギ、そして、ヤブタケ(野生のきのこ。五泉市ではヤブゴケとも言うそうです。)。

キノコの生産量が長野県に続いて全国第2位の新潟県ですが、今年の夏は高温と水不足でキノコは新潟県内はどこでも収穫が少ないそうです。
✳️新潟県ホームページより きのこ生産量https://www.pref.niigata.lg.jp/site/rinseimidorinomadoguchi/1287435674877.html

新潟 秋野菜 カキノモト 里芋 蓮根 秋茄子 など


収穫が少ない状況の中、運良く?ヤブタケをいただきました。親戚の話では、ヤブタケは近郊の農家の方に予約をしてようやく手に入ったそうです。私はヤブタケはこれまでに何度か食べたことがありますが、生のヤブタケを見たことがなく、調理は初めてでした。ヤブタケは熱湯に多めの塩を入れて、一度沸騰させてから、水洗いをして、塩漬け、醤油漬けにしたり、味噌汁に入れて食べます。きのこの旨みたっぷりで美味しいです。もし、ヤブタケを見つけたら、ぜひ一度お試しください!

私は今回は具沢山の味噌汁にして食べました。

ヤブタケ、油揚げ、大根を煮干しの出汁に入れて大根に火が通るまで10分程度煮ます、その後、茄子、長ネギ、を食べやすい大きさに切ったものを鍋に追加します、茄子とネギが煮えたら味噌を入れ、味を整えて出来上がりです。新潟では「キノコを煮る時は茄子と油揚げを入れると当たらない」と伝えられていまして、キノコ汁には必ず茄子と油揚げを入れるのがポイントです。食べきれないヤブタケは瓶に入れたっぷり塩を入れて冷蔵庫で保存しお正月に食べたりします。

ヤブタケ 塩漬けにします

ヘルシーなきのこ料理を食べて秋の味覚を楽しみたいですね〜。

YOSHIKO

YOSHIKO新潟の郷土料理とおふくろの味をお伝えします。

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