気配で季節を感じる花~金木犀
晴天の清々しい朝。
今日は、真夏日に近い気温になるそうですが、湿気が少ないので気持ちが良いです。
窓を開けたまま在宅ワークをしていたら、外でなにやら静かな気配が…
強い香りも何も感じなかったのですが、うっすら金木犀のやわらかい香りが空気に混ざって
部屋の中に入ってきたのでしょう。
思い切って外を見てみたら
快晴の空の下、金木犀の黄色い花が咲いていました!
実は、昨年も一昨年も、花の芽が出る前に伸びた枝を切り落としてしまったため花が咲くことはなかったのでした。
なんだか申し訳ない気持ちで過ごしていました。
今年も、花を咲かせてくれたもののなんだか小さい気がします。
金木犀の剪定
金木犀の選定は、本来は花が終わった後で、3月から4月上旬が最適期だそうです。植木屋さんにお願いしていた時は良い時期にキレイに刈り込んでもらえたのですが、出費を抑えたらこのとおり、木は大きく生い茂ってしまい、上の方まで手が届かなくなってしまいました…
花よりも葉っぱの方に栄養が行ってしまっているようで誠に申し訳ないです。
これまで気を遣ってこなかったのですが、これからはこの金木犀が気持ちよく過ごせるように刈込をして空気を通して、病害虫からも守ってあげようと思います。
金木犀の香り
いくつものトップメゾンが金木犀の香りの香水を出しているように、金木犀は多くの人が好きな香りのようです。
季節を感じる香り。得も言われぬいい香りがします。鼻の奥まで入り込んで、なにか昔の記憶に働きかけるような甘さを感じます。
金木犀の香りは若い女性の香り?
ロート製薬の研究によると、若い女性の香りには金木犀の香りの成分がふくまれているそうです。なんだかうなずけるような、そうでもないような…
沈丁花、クシナシ、金木犀、どれも自宅の庭にあった、昔の記憶を呼び覚ます甘く懐かしく香りです。
育った家の庭や、一緒に暮らしていた家族がいなくなってしまった今は、少し寂しい気持ちがする香りでもあります。
後日談
2日後、窓を開けたら金木犀の香りが濃くなっていました。
外に出て花をみると前よりも膨らんでいて元気そう!
金木犀が元気に咲いてくれてよかったです。