今年の新潟はいつもの年より早く春がやってきました。春はたくさんの花が咲き新緑が芽吹く季節ですが新潟では山菜のシーズンでもあります。山菜は1年の中でもほんの短い時期しか食べられないので店先に並んだらすぐに買って美味しくいただきます。
山菜はいろいろな種類がありますが、運よく?今年は私の親戚から山菜(コシアブラとこごみ)をたくさんいただいたので、天ぷらにして食べました。(五泉市村松川内地区付近で採れた山菜です)コシアブラは山菜の女王と言われています、なぜ女王なのか?タラの芽が王様でコシアブラは女王と言われるなど諸説ありますが、香りが高くほろ苦く上品な味がそのイメージなのでしょうか。
天ぷらにすると美味しいコシアブラ
コシアブラの下処理と天ぷらの作り方
山菜は取ってから数日で食べるようにします。せっかくの香りがなくならないように新聞紙などに包んで保存します。
①コシアブラを流水でさっときれいに洗って汚れを取ります。
②はかまと言われるがくの部分を取って下処理をします。
③水気をよく切って天ぷらの衣をつけて揚げます。水気をよく切っていなかったり、衣がしっかりついていなかったり、揚げる温度が高すぎると、せっかくのこしあぶらの緑色の鮮やかさが飛んでしまって色が茶色くなってしまうので注意して揚げるようにします。
天ぷらが揚がったら熱いうちに塩をつけていただきます。
山菜のほろ苦さとコシアブラの香り、サクサクとした歯応えがあってとても美味しいです。
コシアブラの栄養価
コシアブラの栄養価を調べてみました。
コシアブラはケンフェノール、イソクエルチトリンなどのフラボノイド系ポリフェノールを豊富に含んでいます。老化や生活習慣病の予防、血圧降下、免疫力アップに効果があると報告されています。
また、食物繊維が豊富なので便秘やダイエットにも効果があるとい言われています。
[Queen of Mountain Vegetables] Koshiabura. Enjoy the Seasonal Delights of the Satoyama and Nature.