小さめイチゴが出回るようになりました。そのまま食べてもおいしいのですが、さっと加熱して食べきれるくらいの量のイチゴでコンフィチュールを作り、パンナコッタのソースにしました。パンナコッタはゼラチンをうまく溶かすことができれば案外簡単に作れます。甘酸っぱいイチゴと濃厚なクリームのコントラストを楽しんで。
余談ですが、イチゴは園芸学では木になる実ではないので「野菜」で、農水省の出荷統計でも「果実的野菜」としてて扱われているんだそう。ご存じでした?
小さめイチゴが出回るようになりました。そのまま食べてもおいしいのですが、さっと加熱して食べきれるくらいの量のイチゴでコンフィチュールを作り、パンナコッタのソースにしました。パンナコッタはゼラチンをうまく溶かすことができれば案外簡単に作れます。甘酸っぱいイチゴと濃厚なクリームのコントラストを楽しんで。
余談ですが、イチゴは園芸学では木になる実ではないので「野菜」で、農水省の出荷統計でも「果実的野菜」としてて扱われているんだそう。ご存じでした?
<パンナコッタの手順>50mLの水を耐熱容器に入れ、粉ゼラチンを振り入れて10分程度ふやかす。
①を電子レンジに入れ、吹きこぼれる寸前で止め(容器の形にもよりますが10秒くらいであふれてくるので、目を離さないように!)、混ぜて完全に溶かす。溶けていないようであれば再度電子レンジに数秒かけて溶かす。[ゼラチン液の4/5はパンナコッタ液に、残りの1/5(大さじ1杯程度)はイチゴソースに入れます]
鍋に牛乳、生クリーム半量、砂糖を入れ、混ぜながら中火で加熱する。ふつふつしてきたら火を止め、②を大さじ1杯分程度残して、ゴムベラでかき取るようにして入れ、よく混ぜて溶かす。
③に、残しておいた生クリームとバニラエッセンスを加え、鍋の底を氷水に当てて混ぜながら粗熱をとる。
とろみがついてきたら容器に分注し、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。
<イチゴの手順>イチゴはさっと洗い、飾り用以外はヘタを取って4つ割りにする。ホーロー引きなど、酸に強い素材の鍋に入れて砂糖をまぶし水分が出てくるまで30分以上置く。
イチゴの鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火で3分程度煮て止める(焦がさないように注意)。レモン汁を加えて混ぜたら、大さじ1杯残しておいたゼラチン液(冷えて固まっていても熱で溶けるので大丈夫)を加えて混ぜ、器に取り分ける。室温まで冷めたら冷蔵庫に入れる。
<仕上げ>① 飾り用のイチゴ6個はヘタの部分を下にして最後まで切り取らないように2~3mm幅にスライスする(イチゴの上下に竹串などを置いて切るとよいです)。
パンナコッタが冷えて固まったら、⑦のソースをかけ、その上に飾り用のイチゴを乗せる。スライスした部分を広げるようにする。