全国的に梅雨が明け猛暑がやってきました。
2023年7月27日、天気予報を見ると晴れマークが続いているので、週末にかけて梅の天日干しを開始しました。
穏やかな風も吹いていてちょうどよい感じです。
今年は、梅仕事も3年目。少しだけ余裕を感じられるようになりました。
去年までの反省を元に少しやり方変えてみましたのでご紹介します。
Contents
梅干しづくり3年目。7つの改良点
- 完熟の梅(みなべの南高梅)を購入し、柔らかくなる前に塩漬けした。
- 塩漬けは、これまでは密閉用ビニール袋に入れていたが、容器(タッパーウェア)を使った。
- 竹籠が1つでは乗り切らないので、ネットの3段干し網を利用して物干し竿に下げた。
- 赤紫蘇は、乗り切らなかったので梅干しの後に干す。
- 干すときに梅の皮がくっつかないように、クッキングシートを敷いた。
(2日後に外して全面乾燥させた) - 梅は、お箸ではなく良く洗った手でひっくり返した。
- 梅を返すのは、2日目以降は朝か夕方しまうタイミングにした。
塩漬けした梅は順調に梅酢が上がり、皮が破けて梅酢が濁ることもなく、1か月間漬けて天日干しの日を迎えました。
30年もののタッパーウェアで梅の塩漬け
今年は梅干しをたくさん作りたかったため、これまで使っていた密閉袋でなく、しっかりした容器を探していました。
酸に強いホーローの容器が素敵だったので第一候補だったのですが、お高いので躊躇していました。
ふと、友人がタッパーウェアを使っていたのを思い出し、古いタッパーウエアを出してキレイに洗った後アルコール消毒をして使うことにしてみました。
少し勇気がいりましたが、フタがきっちり閉まって密閉できていたようで、中の梅がカビたりおかしな状態になることはなかったです。
容器が劣化して酸にやられている様子もありませんでした。
干し網は、梅の天日干しにも使いやすかった。
赤紫蘇の梅酢がベランダに垂れると色が着きそうなのと、梅を返すときに皮が網にくっつくのを防ぐため、クッキングペーパーを敷き、その上に梅を並べました。
今年の梅漬けは実はやわらかいのに皮がしっかりしているので、持った時に安心感があります。
昼過ぎ、炎天下で体調を壊しそうになりながら一度梅をひっくり返してみました。
くっつきそうなものもありましたがうまくできました。
この暑さで梅仕事は過酷です💦
朝と夜に返すとくっつきずらいとのことなので、これ以降は夜のみ返すことにします。
夜7時ごろ、梅たちを室内にしまいました。
洋服をかけるスタンドをキレイに拭いて、そこに夜の間は吊るしておきます。夜も外に干しておきたいのですが、天候の急変が心配で眠れなくなりそうなため、しまっておきました。
梅の天日干し2日め 7/28
本日も猛暑。風は南の風3~5mで、時折干し網がほどよく風でゆれて梅を乾燥させるにはよさそうな条件です。
お日さまの光をたっぷり浴びて、夕方にはだいぶ皮が乾燥してシワが寄ってきました!
梅の天日干し3日め 7/29
3日めの今日は、土用の丑の日の前日。梅の天日干しは、梅雨明けの土用干しとも言われていますが、まさにそのタイミングになりました。
梅を塩漬けしてから1か月ちょっと。干すのにはちょうどよい頃合いなのですね。
クッキングシートを敷いていたためか、湿っている部分があったので、シートを外して風通しを良くしてみます。
今年の梅は、昨年のようには塩をふいていません。塩分はほぼ変わらないのに不思議です。
気温や風?塩の種類によるんでしょうか?
18時近くに天日干しを完了し、室内に入れました。
ご覧の通り、干す前は赤紫蘇を漬けた梅と白梅にはかなり色の違いがあったのですが、干し終わった今は、あまり違いが出なくなってしまいました。
梅も日に焼けるとのこと。
日に焼けた白梅が茶色っぽくなっています。赤紫蘇梅は、鮮やかな色が少し褪せたように感じます。
人間は日焼けは老化の原因になるため大敵ですが、梅の日焼けはいろいろ良いことがあります。
梅干しの色をキレイに出したいときには、夏の炎天下ではなく9月~10月に干すとよいそうです。
詳しくは、ープロに聞くー自家製の梅干しづくり成功の秘訣 をご覧ください。
今年は成功!美しい梅ぼしのできあがり。
美しい梅干しができあがりました!これから最低3か月間は冷蔵庫で寝かせます。