New Rice Season has come!!
はじめましてYOSHIKOです。
私の生まれ育った新潟は自然豊かな場所です。
海の幸、山の幸、川の幸、四季折々に触れ、美味しい食材を生かした地元ならではの郷土料理があります。家族に受け継がれる、郷土料理や新潟の自然、地元の情報をご紹介したいと思います。
新米の季節がやってきました
秋のお彼岸の頃、私の家では、新米を精米する作業をします。
収穫したばかりのお米を、親しい人や日頃お世話なっている方に、食べてもらいたいと、家族総出で米擦りをします。
いつからか、おそらくは20年以上続いているでしょうか。
私の実家は新潟県の中央部から福島県寄りの五泉市にあります。
実家の田んぼがある場所は日本一?二?の大河、阿賀野川の支流、早出川の伏流水が流れ、土も砂利質のため、特に美味しいお米が取れる場所と言われています。
5月初旬に植えた稲はようやく9月に収穫時期を迎え、お天気が続く日に稲刈りをして、取れたお米を計測した後、玄米の袋が届きます。
さあ、そこからが大変です。
実家の精米機はかれこれ30年、40年以上使っている、古い機械なので様子を見ながら、慎重に作業を進めます。
実はここで、玄米を精米機の中に入れるのが一苦労なのです、玄米のはいっている袋は30キロあり、それをよいしょと持ち上げて、タンクに入れます、力持ちの男のひとでも大変です。
私は、当然1人ではできないので、父と2人掛かりで袋を持ち上げ、タンクにお米をいれました。
精米機のダイヤルをセット(精米の割合を調整します)し、レバーを引くと、精米機から、真っ白なお米が、ザーッと出てきます。
トレイに乗せて、お米が丁度よく、擦れているか、父と母がチェックします。
「うん、よし、いいね」
いよいよ精米が始まります。
一俵(60キロ)の玄米はおよそ30分くらいで、白米になります。
擦ったばかりのお米は熱を持っているので、広げて冷やします。
しばらく冷やしたら、計りで重さをきっちり測って袋詰めします。
袋を箱に入れ、箱のふたにテープを貼って、ようやく出来上がりです。
実家の向かいのお寺にも、さっそくお届けしました。
今年も、皆さんに喜んで貰えると嬉しいです。
期間数量限定で、自家用米をお分けしています。