My Mother’s New Year’s Niigata Cooking
今年も残すところ10日ほどになり、慌ただしくなってきました。
私は年末は新潟で過ごす予定です、仕事も今年は今週で終わるので仕事納めに向けて忙しくなっています。
新潟ではお正月は一年の中でも、特別で大切な行事です。我が家ではお正月の準備は11月頃から始まります。
毎年、母は少しずつお正月の料理の材料の準備を始めます。昨日は予約していた黒豆と小豆が手に入り、お正月に間に合いそうだと嬉しそうに電話で話していました。黒豆は出来上がりまで1週間以上かけて作ります。
今年も思い出してみると、いろんなことがありましたが、なんとか無事に家族全員揃って新しい年を迎えられそうで、本当に有難いなとしみじみ感じています。お正月料理は全て母に任せきりで、私はたいていは母の助手が多く、実際に作った事がありません。しかし母は、もうかれこれ50年以上、毎年お正月料理を作り続けてきまして、私達家族はそれが当たり前のようにパクパクと食べているのですが、いざ、作ってみようとするとどこから始めるのかさっぱり分からず、改めて、母はすごいなと感心しています。
今年は母のお正月料理作りを少しでも覚えたいなと思っています。
さて、母のお正月料理の準備は、イクラの塩漬けから始まるようです。新潟の鮮魚店では鮭のたまご(生すじこ)が販売されています、自宅でイクラを薄い袋から外して塩漬けにして、いったん冷凍し、お正月に解凍して食べます。薄い袋からイクラを外す作業はコツがあって母は本当に上手なのです。
イクラの赤い色はアスタキサンチンの赤です。抗酸化作用があります。