秋の果実ぽーぽーとは
こんにちは。
エブリカラーデイズ毛髪診断士 鈴木です。
先日、親戚から『こんなモノが採れたよ』と秋の果物をいただきました。
届いた箱からはすでに甘くて美味しそうな香りが漂っていて、期待に胸を膨らませながら開けてみました。
1つは見慣れた秋の代名詞『柿』
目にも鮮やかなオレンジ色が気持ちを元気にさせてくれます。
そのまま食べてももちろん美味しいですし、たくさん届けてくれたので何か作ってみてもいいかもしれません。
オススメの調理法があったらぜひ教えてください。
そしてもう一つ。
この洋梨のような淡いみどりの果実は、、、なんだ?
甘い香りはこの謎の果実が発しておりました。
送ってくれた親戚によると、この果実は『ぽーぽー』というそうです。
ぽーぽー(または「ぽぽー」)。
なんとも可愛らしい響きですね。
ぽーぽーってどんな味?
持ってみると熟れて柔らかく、スルッと皮が剥けました。
ナイフや包丁は必要なく、バナナのようにツルッと皮をむいてそのままかぶりつけます。
これがまぁ、なんとも言い難い、初めて食べる味なのですが、とにかくとても美味しいのです。
私が食べた感想は『バナナ、マンゴー、アボカド、洋梨、ライチ、パイン、ドリアン、いろんな果物を混ぜた味がする!』という、小学生のようなものとなってしまったのですが、これがぽーぽーの味なのでしょう。
こんなに美味しい果物がどうして、市場に出回っていないのか、気になって調べてみました。
【幻の果実】ぽーぽー
このぽーぽー、日常的にスーパーに陳列されていてもおかしくない(というか置いてほしい)ほど美味しいのですが、その姿を見ることは滅多にありません。
それもそのはず、ぽーぽーは果実が収穫できてから1週間しか保たないそうです。
非常に足が早く、すぐに腐ってしまうのだとか。
写真を見ていただくと分かると思いますが、届いた時には完熟状態でとても柔らかいのです。
とても糖分も多く、収穫から流通までにダメになってしまうみたいです。
ぽーぽーは忘れられた果実?
とてもおいしいぽーぽーですが「忘れられた果実」と呼ばれるほど食べる機会が少ないもの。
ぽーぽーの原産はアメリカ東海岸の中北部地帯です。古くは明治時代に導入されたものがあるそうで、いまでも国内のいろいろな所でぽーぽーの木を見かけることができます。が、その独特の食感や甘味が日本人にはあまり好まれなかったそうで、いつの間にか人々の意識から消え去ってしまったそうです。
現在は食の好みも多様化しているので『また注目を集めて市場に出回るといいな』と個人的に強く感じています。
ぽーぽーは栄養も豊富
ぽーぽーはバナナやリンゴにも負けないぐらい栄養価が高い果物。肌の老化を抑えてくれるビタミンCや美肌に欠かせないミネラル、それに腸内環境を整える食物繊維がたっぷり含まれているので美肌効果が抜群なんだとか。
他にもマグネシウムや鉄、カリウム、カルシウム、亜鉛など様々な栄養素が含まれています。
オーストラリアではお肌用のクリームとして加工されるくらい美容の役に立っているそうです。
味良し、栄養良し(ただし食べすぎると太る気配がすごい)、希少性も高いぽーぽー、見かけたら食べてみてくださいね😊
ぽーぽーでアイスを作ってみました
ぽーぽーは「森のカスタードクリーム」とも言われています。
絶対に美味しくなる予感がして『これはアイスにしたい!』と思い試してみました。
結果、最高に美味しいデザートとなりました。ぽーぽー、砂糖、生クリーム。この3つだけで簡単に作れました。
詳しいレシピをご紹介しますので、ぽーぽーが手に入ったらぜひ試してみてください!
ただし糖分の摂りすぎにはご注意を!
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