【冬は】里芋の収穫【根のもの】

春は芽のもの、夏は葉のもの、秋は実のもの、冬は根のもの

今では野菜を育てる環境が整い、ほとんどの作物が通年スーパーに並んでいますね。

そうなるといつ、どの野菜が旬なのかを忘れてしまいがち。

一般的に旬のものは味がよく栄養価も高いとされています。

季節に合った旬のものを食べることで滋養にも良いそうです。

そんなわけで、先日趣味として楽しんでいる農園から里芋の収穫に行ってきました。

里芋を育てる

これは里芋の茎と葉です。

里芋の葉は意外と背が高く、腰のあたりまで伸びていました。

この里芋は7月に種芋を植えたものなので、ここまで育つのに約4ヶ月かかっています。

里芋は寒さに弱く、霜が降りるとすぐにだめになってしまうそうで、12月初旬が収穫の限界なのだとか。

(ちなみに千葉県です)

里芋の収穫

里芋の根本はこんな感じです。

里芋を育てるのは初めてなので正直、どうなっているのか全くわからない状態です。

玉ねぎのようにも見えるし、花の球根のようでもあります。

そして実際にワクワクしながら抜いてみたモノがこちら。

スポンと。 意外と簡単に抜けました。

土の表面から浅いところで、塊になって育っているようです。

一つの親芋から小芋が分裂しながら増えています。

私自身は、里芋がスーパーや八百屋で陳列している状態しか見たことがなかったので、実はジャガイモやサツマイモのように育っていくと思っていました。

なので掘り起こした姿を見た時には衝撃を受けました。

隣で農業をしている方に教えてもらいながら、バキバキと親芋と小芋を離していきます。

最終的には大量の収穫となりました。

里芋の保存

以前、鈴木農園さんにいただいたサツマイモは収穫後、追熟(デンプンが糖に変わるまで待つこと)が必要と教えてもらったのですが、

里芋は追熟は必要なく、収穫後はすぐに食べられるとのことです。

この日は食べる分だけ水洗いし、芋煮をしました。

また、収穫した里芋は土を落とさず天日干しで保存すると1ヶ月程度持つそう。

便秘やむくみに

冬が旬の里芋には水に溶けやすい食物繊維が多く含まれていて、便秘の解消に役立ちます。

またカリウムが多く含まれているのでむくみや血圧の低下にも効果があります。

高血圧の人は取り入れてみてはいかがでしょうか。

今が旬の里芋。

ぜひ食卓に加えてみてくださいね!


【秋・冬野菜物語】サトイモ

管理栄養士が解説。サトイモについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

鈴木 大地

鈴木 大地健康な髪の毛は 健康な体から

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