夏のレシピ

【旬】イチゴソースでパンナコッタ

調理時間(正味)
20分

小さめイチゴが出回るようになりました。そのまま食べてもおいしいのですが、さっと加熱して食べきれるくらいの量のイチゴでコンフィチュールを作り、パンナコッタのソースにしました。パンナコッタはゼラチンをうまく溶かすことができれば案外簡単に作れます。甘酸っぱいイチゴと濃厚なクリームのコントラストを楽しんで。

余談ですが、イチゴは園芸学では木になる実ではないので「野菜」で、農水省の出荷統計でも「果実的野菜」としてて扱われているんだそう。ご存じでした?

材料と分量(4個分)

材料
分量
生クリーム(45%前後)
150mL
牛乳
100mL
グラニュー糖(砂糖)
25g
粉ゼラチン
3g
30mL(大さじ2)
バニラエッセンス
1~2滴
イチゴ
12個(4個は飾り用)
砂糖(イチゴの10~15%重量)
15g前後(大さじ2)
レモン汁
少々

手順一覧

1

<パンナコッタの手順>30mLの水を耐熱容器に入れ、粉ゼラチンを振り入れて10分程度ふやかす。

2

①を電子レンジに入れ、吹きこぼれる寸前で止め(容器の形にもよりますが10秒くらいであふれてくるので、目を離さないように!)、混ぜて完全に溶かす。溶けていないようであれば再度電子レンジに数秒かけて溶かす。

3

鍋に牛乳、生クリーム半量、砂糖を入れ、混ぜながら中火で加熱する。ふつふつしてきたら火を止め、②をゴムベラでかき取るようにして入れ、よく混ぜて溶かす。

4

③に、残しておいた生クリームとバニラエッセンスを加え、鍋の底に氷水に当てて混ぜながら粗熱をとる。(洗い物が増えますが金属製のボールなどに移すとより早く冷えます。)

5

とろみがついてきたら容器に分注し、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。

6

<イチゴの手順>イチゴはさっと洗い、8個はヘタを取り、4つ割にする。ホーロー引きなどの酸に強い鍋に入れて砂糖をまぶし水分が出てくるまで30分以上置く。

7

イチゴの鍋を中火にかけ、3分程度で止める(量が少ないので焦がさないように注意)。レモン汁を加えて混ぜ、器に取り分ける。室温まで冷えたら冷蔵庫に入れる。

8

<仕上げ>① 飾り用のイチゴ4個はヘタの部分を下にして最後まで切り取らないように2~3mm幅にスライスする(イチゴの上下に竹串などを置いて切るとよいです)。

9

パンナコッタが冷えたら、⑦のソース(コンフィチュール)をかけ、その上に飾り用のイチゴを乗せる。スライスした部分を広げるようにする。

ポイント

  • パンナコッタ液は鍋に入れて温めておき、電子レンジでゼラチンを溶かした後すぐに鍋に入れられるようにするとよいです。

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