夏のレシピ

【旬のパッククッキング】ポリ袋で簡単!桃のコンポート|Now in season! Easy and Delicious Peach Compote with Pack Cooking Hacks

桃の季節が到来しました。ただ、食べてみると案外硬かったり甘くなかったり、たくさんいただいて嬉しい反面、さあどうしようか、となるのも桃。そんなときはポリ袋を使った簡単パッククッキングで、コンポートにしてみてはいかがでしょう。できたシロップもゼリーやシャーベットに加工できますよ。

※パッククッキングとは、高密度ポリエチレン袋(厚みが0.010mm以上で耐熱温度110度以上のもの)に食材を入れて、真空に近い状態で湯煎する調理法です。

先日、栄養士会の災害支援チームスタッフ研修でパッククッキング料理の実習をしてみて、これを応用できるんじゃないか、と思い立った次第です。ポリ袋があれば、加熱から保存までワンストップででき、袋ごとに味変もできるうえ、必要なときに必要なだけ使えばよいわけです。洗いものの手間が省けて、衛生面も安心です。

材料(桃2個分)

材料
分量
2個(1個250g前後)
レモン汁
大さじ1(大さじ1/2×2)
砂糖
30g(15g×2)(シロップの約20%)
100mL(50mL×2)
(準備するものとして)高密度ポリエチレン袋
2枚

手順一覧

1

ポリ袋1つに桃1つ分を入れて加熱します。まずポリ袋にレモン汁を入れておきます(レモン半分を絞ると大さじ1杯分程度になります)。

2

桃を割れ目に沿って縦に4等分し、種と皮を剥きます。赤みのある部分の皮は色出し用に取っておきます。

3

レモン汁を入れておいたポリ袋に、2で切った桃1個分と残しておいた皮を入れ、レモン汁をまとわせます。その後、砂糖と水をポリ袋に入れます。

4

できるだけ空気を抜いて、ポリ袋を縛ります。水圧を利用して水を張ったボールに入れると簡単です(下記解説参照:縛るときは袋を根元からねじり上げ、口に近い上の方で結びます)。

5

鍋で湯を沸かします。皿を鍋底に一枚入れ、沸騰したら皿の上に4の袋を入れます。ポリ袋が周りに付かないように注意します。

6

再度沸騰したら、蓋を開けた状態で弱火で10分煮て、火を止めます。その後蓋をして、さらに10分程度おきます。

7

水を張ったボールに6を入れて急冷します(脱気用に使ったボールとその水が残っていれば、それを利用します)。やけどに気を付けてトングなどで引き揚げてください。

8

冷めたら完成。冷蔵庫で保存する場合は、ポリ袋についた水分をふき取り保存容器などに入れます。1日置いた方が味が落ち着きます。


①桃を2つ使います。

②レモンは桃の褐変を防止するために使います。

③種に包丁を当てながら桃の周囲をぐるっと切り、両手で優しくねじって回すと、キレイに2分割できます。4分割するときも同じ要領で。ねじっても取れないときはナイフ等で種を取ります。

④皮は多少残っていてもOK。シロップ用の砂糖と水を加えます。

 

 

 

 

 

⑤パッククッキングではポリ袋の空気をできるだけ入れないようにします。

⑥水を張ったボールに入れて、ポリ袋をねじります。

⑦袋の上の方で結びます。

⑧鍋で湯煎にします。

⑨水を張ったボールに入れ急冷します(保冷材を活用しています)。

⑩袋に着いた水気を取って、保存容器に入れて終了。

※場合によって、種の周りからなんとなく色が変わってくることがあるので、1週間くらいを目安に食べきった方がよさそうです(研究中)。

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