※加熱時間は目安です。お使いの調理器具や具材の量に合わせて調節してください。中までしっかりと火を通しましょう。
カプネットを作ってみて
何より驚いたのは、焼いたキャベツの甘さと香りでした。
粗びき肉、ベーコン、チーズ、シイタケの風味が重なり、トマトソースを使わなくても満足感のある一皿になりました。
同じ日に作ったのは、1839年のナポリの料理書を手がかりにした、トマトの水分で乾燥パスタを煮る料理。
同時にできてとても手軽で合理的!
北イタリアのキャベツ料理と、南イタリアのトマトパスタ。二つを並べると、土地ごとの食文化の違いも楽しめました。
残ったカプネットはバターライス風に

バターまみれの焼ロールキャベツ
残ったカプネット(バターを最後に乗せ忘れたもの)を温めて、バターを乗せてご飯と一緒にお皿に盛ったら、スープ、バター、キャベツと肉のうまみが混ざり合って、なんとも幸せなひと皿になりました。
歴史を調べていたら、おいしい料理に出会ってしまった。
作ってみたら、旅はもっと深くなった。
今回の料理に出会った経緯や、実際に作って発見したことは、noteの『旅する台所①』で詳しく紹介しています。
『旅する野菜』(Kuwatoteキッチンで連載中)でトマトの歴史をたどり、北イタリアのピエモンテまでやってきました。 『旅する台所』では、歴史を調べるなかで出会った世界の郷土料理を、実際に作って味わった記録を紹介します。 トマトを追いかけて、キャベツ料理に出会った トリノのあるピエモンテ地方は、アルプスの山々に囲まれ、フランスとも深い関わりを持つ土地です。バターやチーズ、肉を使った料理が豊かに育まれてきました。 トマトが広く食卓に定着する以前から、この地方にはさまざまな郷土料理がありました。 そのひとつが、カプネット(Capunet)。 キャベツの葉で肉などを包ん